ドル円の現在値:111.998 |
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※17日朝時点![]() ※クリックで拡大 |
時刻 | 通貨 | 発表内容 |
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17:30 | イギリス ポンド(GBP) | 消費者物価指数 |
21:30 | カナダ ドル(CAD) | 消費者物価指数 |
ドル円の日足チャートから見てみます。ドル円日足では、先日より重要高値部分で止められており、上値が重たい状態と見る事ができます。機関投資家も注目し唯一移動平均線では強力な壁として機能するとされる紫200MAとボリンジャーバンドのミドルバンドである赤線20MAも若干上向きになりボリンジャーバンドが広がる兆候も見られる事から上昇するには申し分ない相場環境と言えますが、いかんせん重要高値部分である事に加えすぐ上には112.206円と112.306円の強めと思われるダブルのレジスタンスラインがあるためこれを上抜けするのは容易ではないと予想されます。
■ドル円予想今日の4時間足チャート(240分チャート)
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次にドル円4時間足チャートに移ります。ドル円4時間足チャートでは、ボリンジャーバンドも収縮しローソク足も非常に短くなっている事からほぼレンジ状態と見る事ができます。しばらくレンジ状態が継続した後、上か下のどちらかにブレイクするものと予想されますが、セオリー的には上方向へブレイクするものと思われます。しかしながら、日足の分析にも記したような相場環境ですので、下方向へ行く可能性もあり現状ではどちらに行ってもおかしくはないと思われます。
■ドル円予想今日の1時間足チャート(60分チャート)
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そしてドル円1時間足チャートへ移ります。ドル円1時間足チャートでは、チャートパターン「フラッグ」を形成しており、やはりセオリー的にはこのフラッグを上抜けするものと思われます。しかしながらすぐ上には112.206円の強めと思われるレジスタンスラインが存在しているため、仮にこのフラッグを上抜けしたとしてもすぐに止められる可能性があると予想されます。
■まとめ
現値より18PIPS上には112.206円のレジスタンスラインがありますのでフラッグブレイクをしても買いをおすすめできる状態ではないと予想されます。しかしながら更に下位足に落としスキャルピングなどで細かく取っていける手法などをお持ちの方であればこの限りではありません。

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