ドル円の現在値:108.818 |
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時刻 | 通貨 | 発表内容 |
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17:30 | イギリス ポンド(GBP) | 製造業PMI |
20:00 | イギリス ポンド(GBP) | BOE政策金利 |
23:00 | アメリカ ドル(USD) | ISM製造業景況指数 |
ドル円の日足チャートから見てみます。ドル円日足では、赤線20MAが上向きでボリンジャーバンドも上向き、なおかつローソク足がヒゲだけではありますが上も下も徐々に切り上げていることから買いが若干強い傾向が見て取れます。しかしながらいかんせん先程あったFOMCをもってしても直近高値を超える事はできませんでしたので、すぐ上にある強めと思われるドル円109.193円と109.337円のダブルの壁付近は相当強力と見られ上値はかなり重たい状況と見ることができます。この事からしばらくレンジ状態が継続するものと予想されます。
■ドル円予想今日の4時間足チャート(240分チャート)
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次にドル円4時間足チャートに移ります。ドル円4時間足チャートでは、機関投資家も注目し移動平均線では唯一強力な壁として機能するとされる紫200MAより現値が上にあったためか先程のFOMCは上方向へブレイクしました。真相は分かりませんが、下は紫200MAがあるためすぐ止められるので上ブレイクだ!というように直感的に市場心理が働いて上ブレイクした、とも取れますね。実はファンダメンタルズ分析なんてその程度なのです。上へも下へもそのような理由で簡単に動く訳です。しかしわたくしが今申しました上記の「紫200MAより現値が上にあったためか先程のFOMCは上方向へブレイクしました」と言う理由は実はダウ理論に基づいた分析な訳です。ダウ理論の一つである「平均はすべての事象を織り込む」と言うのがあり、市場心理は全てファンダメンタルズさえもチャート上に反映されている訳です。このような理由から上記の「紫200MAより現値が上にあったためか先程のFOMCは上方向へブレイクしました」と分析してみたのです。これがあっているかどうかは分かりません。それは神のみぞ知り得ます。しかし適当に分析したわけではなく、ダウ理論に基づいて分析した、ということになります。そのような訳でFOMCは上ブレイクしたのですが、それを持ってしてもやはり直近高値は越えられませんでした。こちらも一応上記の理由により買い方向が強めとは思われますがしばらくレンジ状態が続くものと予想されます。
■ドル円予想今日の1時間足チャート(60分チャート)
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そしてドル円1時間足チャートへ移ります。ドル円1時間足チャートでは、こちらも4時間足同様紫200MAより現値が上に位置しており赤線20MAが右上がり変化、ボリンジャーバンドも広がる兆候を見せていることから買い圧力は強めと思われますが、上位足がかなり上値が重たい状況であるため上に行きたくても行けない状態が続いているものと予想されます。現在はチャートパターン「フラッグ」的な形状となっており、FOMCの値動きを見てみると単にレンジ帯の下限から上限に移動しただけですので、レンジ帯突破とはならず現状打破とはなりませんでした。この事から1時間足でもこのトレーディングレンジ帯をしばらく推移するものと予想されます。
■まとめ
現在トレーディングレンジの中を現値が推移していますので、レンジトレーディングを試みる事ができます。上にも下にも行きづらい状況を勘案すると成功確率は高いものと予想されます。その場合下のトレンドラインに値が到達した段階で買いを入れる事ができると思われます。
こちらは「上昇」のトレーディングレンジですのでセオリー的に売りは考えません。買い方向のみを考えていく事になります。その場合上のトレンドラインまでは49PIPS程度ありますのである程度の値幅が狙えるものと予想されます。

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