ドル円の現在値:106.630 |
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時刻 | 通貨 | 発表内容 |
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10:30 | オーストラリア ドル(AUD) | RBA議事録公表 |
ドル円の日足チャートから見てみます。ドル円日足では、3本連続陽線ではあるものの、直近高値を超えてはおらず、未だ連日下落優勢である事には変わりはありません。ローソク足、直近過去4本共、強めと思われる ドル円 106.646円のラインで 頭を抑えられていることから、このラインは かなり強い抵抗帯となっているものと思われます。この抵抗帯を下から上抜け出来なくとも、赤線20MAがそのまま降りてきて、赤線20MAまでの回帰の上昇が完了するものと思われますのでその段階で更に下落するものと予想されます。
■ドル円予想今日の4時間足チャート(240分チャート)
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次にドル円4時間足チャートに移ります。ドル円4時間足チャートでは、先日、赤線20MAの先っぽがポキンと折れ、下落に転じる雰囲気を醸し出していましたが、なんとか持ち直し、再び上昇方向へと値が進みました。ボリンジャーバンドも収縮から 一転広がる兆候を見せているので、更に上昇方向へいくものと予想されますが、直近高値が徐々に切り下げている事に加え、やはり4時間足でも ドル円106.646円ラインで見事ピッタリ現値の上が抑えられ、また現値のすぐ上には 機関投資家も注目し唯一移動平均線では 強力な壁として機能するとされる 紫200MAと それに重なるようにドル円107.302円のラインが鎮座しているため、素直に上昇方向へは 行きづらいものと予想されます。
■ドル円予想今日の1時間足チャート(60分チャート)
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そしてドル円1時間足チャートへ移ります。ドル円1時間足チャートでは、すでに上昇トレンドの真っ最中で 上昇トレーディングレンジの中を現値が推移しています。教科書のような きれいな上昇ダウ理論を描いており、赤線20MAも 斜め45度のきれいな右肩上がりで このラインで値が下支えされている事から、サポートラインとして機能しているものと思われます。更に紫200MAの上側に現値が位置している事から、買い優勢ゾーンにある事が伺えます。またボリンジャーバンドも上方向へ向け伸びている事から、かなり上昇方向へ勢いがある状況と見る事ができます。
■まとめ
上昇方向へかなり勢いが強いものと見る事ができ また現状ではドル円106.646円のラインを 下から上へ抜きにかかっているところですので、このまま上方向へ抜けた場合は 上昇方向へ勢いが出る可能性もあります。しかしながら、上記分析通り 上位足では 上値が重い状態と見ることができますので 素直に上方向へは行きづらいと思われます。そのため、これよりトレンド転換して 一転下方向へ行く可能性も無くはありません。そのため 明確にラインを越える、何かのチャートパターンをブレイクする、などの明確なエントリーシグナルが出るまでは様子見が妥当と思われます。
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↓こちらは後から更新したものとなります↓
■ドル円予想今日の1時間足チャート(60分チャート)その後
(こちらのチャートは上図1時間足チャートのその後の値動きですので後から更新したものになります。)
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トレンドラインを上から下抜けしてフラッグブレイクしてしまいました。やはりドル円106.646円の壁は厚かったようです。

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