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スキャルピングでも長期足を見た方がよい!

投稿日:2020年5月18日 更新日:

スキャルピングなのだから、長期足のトレンド方向は、ほとんど関係ないと思っている人も多いと思います。確かに、長期足が上昇中でも、下位足は下降している場合もあります。そのため、混乱のもとだからあえて見ない、という人もいるでしょう。

しかしそれは、長期足を見る本当の意味を理解していません。なぜ、スキャルピングにも関わらず、長期足を見たほうがよいのかを解説いたします。


スキャルピング,長期足

スキャルピングをするのに長期足の分析は必要なのか?

1分足トレードや、5分足トレードのように、わずか十数ピップスを取るトレードに、長期足の何十ピップスもの値幅があるローソク足を、見る必要はないと思うことでしょう。しかしそれは、長期足を見る本当の理由を理解していません。

長期足と同じ方向にエントリーすると、勝ちやすいという理由だけで長期足を見ているとそのような発想になってしまいます。もちろん、長期足の方向に向けて下位足のエントリーポイントを探すのはとても効果が高い方法です。

ですが、見るべき箇所はそこだけではありません。見るのは長期足の「壁」です。長期足の高値、安値、サポートライン、レジスタンスラインの位置を把握するために長期足を見るのです。

長期足のサポートレジスタンスを確認する

なぜ、長期足の高値、安値、サポートライン、レジスタンスラインを確認するかというと、そのラインで値が止まりやすいからです。スキャルピングをしていて急に逆行したり、売り買いの往復ビンタをもらったりした場合は、長期足の壁で止まっている確率が高いです。

とりわけ、4時間足以降、特に日足、週足、月足のサポートライン、レジスタンスラインはとても強力です。それらを抜けるために、数週間、数ヶ月、下手すると数年単位かかってしまうのです。

つまり、長期足の現値がこのライン付近で止まっているときは、売り買いの激しい攻防戦が繰り広げられますので、下位足でのスキャルピングは、ひとたまりもないのです。つまり、この長期足の高値、安値、サポートライン、レジスタンスラインで現値が止まっているときはその通貨ペアを選択しないほうが賢明なのです。

下位足は逆らうことができない長期足のトレンド

長期足を見るもう一つの理由としては大きい時間足とトレンドを合わせるという方法も有効です。時間足は大きくなるほどトレンドが強力になり、下位足はその流れに逆らえません。つまり長期足トレンド方向に合わせたエントリー方法にすることはとても有効な手段です。

長期足の方向に合わせているのに逆行されるのはなぜ?

大きい時間足が、その方向へ勢いよく伸びているからといって、下位足でいきなりエントリーするのは好ましくありません。ローソク足が伸び切ったところでエントリーしてしまった場合は、高値掴み、安値掴みとなって、ほどなく逆行されることになります。

自分がエントリーしたとたんに逆行される、という人は、まさしく、逆行直前の高値、安値でエントリーをしているからです。なぜ、高値、安値の直前でエントリーしてしまうか、といいますと、目で見てトレンドが出ていることを確認してから、エントリーするからです。

目で見て「明らかにトレンドが出ている」と分かるときは、すでに相場のプロたちは、逆方向の売買準備に入っています。

ゴールデンクロス、デッドクロスでのエントリーが勝てないのは、まさしくこの現象です。移動平均線がゴールデンクロス、デッドクロスしてからでは、すでに遅いのです。この状態になったときには、すでにトレンドが終焉し、レンジ状態に突入する手前です。

スキャルピングでも効果を発揮するマルチタイムフレーム分析

スキャルピングに長期足の分析を取り入れて、勝率を上げる方法を解説いたします。トレードする時間足とは、異なる時間足を見てエントリーの材料にする方法を、マルチタイムフレーム分析といいます。もっぱら、トレードする時間足よりも、上の時間足を見ます。

基本的には、全時間足が読めるようになるのが一番望ましいですが、1つだけ見るとすれば、4倍から6倍を基準とした時間足を見ます。つまり、5分足をトレード足としているときは、上位足の20分足から30分足を見るということです。15分足であれば、1時間足、1時間足であれば4時間足です。

逆に、下の時間足を見る場合は4分の1から6分の1ということになります。なぜ4倍から6倍なのでしょうか?全世界の市場開場時間は、前場4時間、後場4時間です。特に4時間足の場合は、市場が開場している時間帯にローソク足が1本形成されます。つまり、前場に1本できあがり、後場に1本できあがります。そのため、4倍にする理由は、他の時間足の関係性も読みやすいわけです。

メタトレーダー(MT4)に8時間足はありませんが、8時間足を提供している証券会社は多いです。同じく、6倍にしても5分足と30分足の関係性を見るのに適しています。相場は、30分区切りで動意づくことも多いため、こちらも使い分けて使用すると効果的です。

マルチタイムフレーム分析は、恋スキャの高速ロジックにも取り入れられていますので、ぜひ覚えたい!という人は、恋スキャを勉強してみるとよいでしょう。

スキャルピングでも長期足を見た方がよい!まとめ

スキャルピングは1分足、5分足でサクッと値幅を取るだけだからといって、長期足がまったく関係ないというわけではありません。長期足を見れば、値動きが止まる位置が把握できます。また、長期足のトレンドに合わせることによって、値幅を伸ばすこともできます。

注意すべきは、長期足で高値、安値、サポートライン、レジスタンスラインの真上に現値があるときです。このようなときに、下位足でスキャルピングを実践してしまうと、買えば損切り、売れば損切りの往復ビンタの嵐となることも予想できます。

そのような通貨ペアを、長期足を見ることによって「トレードをしない」という選択もできるようになるのです。

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