FXの勝ち方教えます!FXは手法を覚えただけでは勝てません!

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FXで勝てている人を見ると、まず気になるのが「一体どのような手法を使っているのだろう」ということです。「きっと、負けない手法に違いない」と思うことでしょう。しかし、そのような人たちが、特別な手法を用いている可能性はとても低いと思われます。むしろ、ネット上で目にするような、無料レベルのとてもシンプルな手法を使っている可能性もあります。

なぜそのようなことがいえるのか?といいますと、世に出回っているFX手法の数々は、ただ名前を変えただけの同じような機能を持ったインジケーターを付け替えているだけだからです。そしてエントリーするポイントも利確するポイントもほぼ同じです。

つまりインジケーターの機能的にも手法的にも、どれもそれほど大差はありません。インジケーターの数値を変えて最適化したところで時間が経てば、現在の相場とは噛み合わなくなってくるのも周知の事実です。

FXに限らず、トレードに聖杯は存在しないということはよくいわれます。絶対に負けない手法、確実に勝てる手法、というものが存在しないのです。

そもそも、FXはゼロサムゲームです。誰かが損をした分が、誰かの儲けになるのです。つまり、FXとは「お金の奪い合い」なのです。極論ですが、世界中の損した分、得した分を全部足すと、プラスマイナスゼロになるわけです。

そのため「絶対に損しない手法=聖杯」があるとすれば、FX取引というものじたいが成り立たなくなります。FXは株のように、みんなで儲けましょう、という類のものではないのです。

FXで勝っている人たちが裏技的な手法を使っていないとすれば、他の要因でトレードに勝っているものと考えられます。ではいったい、手法とは別にどのような要素を実践して、勝ちトレードにしているのか、重要な項目をまとめてみました。

FXの勝ち方1:FXはシンプルトレードで勝てる

FXで勝つためには手法も大事です。ですが、それ以上に大切なのが、ルールを守ることです。トレードを実行し続けていくためには、手法とは別に、トレードのルールを組み立てていきます。ルールは人から教えられたルールを、そのまま実行してもよいですが、自分で自分のトレードルールを決めていくことがとても望ましいです。

ルールとは手法のことではないのか?と思う人もいるでしょう。しかし手法じたいは、トレードのやり方でしかありません。やり方とルールは別です。なぜルールが必要なのか?といいますと、トレードをギャンブルにしないための規律が必要なのです。

どれほど考え抜かれた良い手法を知りえても、その手法を用いて一発逆転トレードやリベンジトレードをしてしまえば、これはギャンブルとなります。逆にいうと規律さえ守っていれば、手法などは移動平均線だけのシンプル手法でもギャンブルにならず投資として十分利益が出せるのです。

FXの勝ち方2:裏技や特殊な手法、必殺技はない

FXでの勝ち方を模索していて陥りがちなのが、聖杯探しです。聖杯とは、カトリック教会用語ですが、ことエンターテインメントの世界においては、「願いを叶えてくれるもの」「不老不死」などの意味で使われます。FXでは「絶対に勝てる負けない手法」などの意味合いでよく使われます。

FXも全て含め、投資の世界に100%はありません。つまり、絶対に勝てる手法、負けない手法などはなく、それを追い求め続けるのが聖杯探しです。

自分のライフスタイルにフィットした手法を探す、自分にストレスがかからない手法を探す、という目的であればよいのです。「勝つための」という目的になると、エンドレスで探すことになります。

聖杯探しに陥らないためには、ある程度損失を受け入れる体制(メンタル)を整え「負けることもある」と言う視点から手法を探すと、ベストな手法にたどり着くことができます。

FXの勝ち方3:FXは手法を知るほど勝てる気がしなくなってくる不思議

基本的にものごとは、勉強するほど覚えていき、詳しくなっていきます。しかし、FXトレードの世界においてはこの常識が通用しない場合があります。FXに限らず、トレード手法全般にいえることですが、手法を知れば知るほど、勝てる方法が分からなくなってくるのです。

いっとき勝っていた手法が負けだしたので、次の手法にのりかえてやってみる。やはり、しばらくすると負け始めるので次の手法へ。

今度はのりかえるだけでなく、手法Aと手法Bをマッチングさせてみる。手法Aと手法Bのいいとこ取りだから、格段に勝てる確率が高いはずだ、と思ってしばらく続けてみるが、やはり勝てない。

このような具合に、手法を次々のりかえてみたり、異なる手法を合体させてみたりするようになります。実は、このようなことをいくらやっても、結果が劇的に変わることはほとんどありません。

つまりたくさんの手法を知っているがゆえに、逆にそれがアダとなって、徐々に勝てる気がしなくなってくるのです。手法をたくさん知っておくことはとても大切なことですが、聖杯探しにならないように注意しましょう。

FXの勝ち方4:インジケーターで武装したチャートではなく、ローソク足を基準としたシンプルチャートにする

FXで勝つためにはローソク足での値動きを見ることが重要です。つまりプライスアクションでチャートを読み解くのです。ローソク足を読み解くにはインジケーターで武装したチャートだと、ローソク足が隠れてしまって見えなくなります。インジケーターで武装したチャートよりも、極力ローソク足がよく見える裸のチャートにしておくほうがよいです。

インジケーターがなくては分からない、という人もいるでしょう。最低限のインジケーターを表示させておくことは、相場の方向性を見る上でおすすめですが、ローソク足が良くわからなくなるぐらいに、5つも6つも表示させるのは避けた方がよいです。複数のインジケーターがそれぞれ違う方向を指し示すと、混乱のもとになってエントリーの障害になることもあります。

FXの勝ち方5:インジケーターの設定値を微調整しない

勝てない理由はインジケーターの値がよくないからだ、と思う人もいるでしょう。インジケーターを導入したら、とにかく設定値を過剰に調整する人も多いかと思います。しかしこれをやりだすと聖杯探し同様に、エンドレスで設定を繰り返し続けることになります。

相場は「いきもの」と揶揄(やゆ)されるように、過去とまったく同じ相場状況は2度と訪れません。そのため、いっとき過去の相場でピッタリ設定値があって利益が出ていたとしても、時間が経つと設定値が合わなくなってきます。

相場環境にインジケーターや自動売買ソフトの設定値を過剰に合わせることを「カーブフッティング」といいます。カーブフッティングの掛けすぎは、トレードを長く行っていく上であまり意味を成しません。

FXの勝ち方6:自分のトレードの癖を知り、どのような手法が自分に合うのかを知る

自分の癖を知ってトレード手法にフィットさせることはとても重要です。自分の癖とトレード手法がフィットしていないとストレスばかりがたまります。例えばですが、急落拾いの逆張りが得意な人は、ブレイク狙いの順張りが苦手であることもあります。

そのような人が、ブレイク狙いに手法を変えても中々うまくいきません。それは、自分の癖がすでに逆張りに適しているからです。無理に手法を変えず、自分の癖にフィットした手法を選ぶと、勝ちやすくなります。

また、期間的な問題もあります。例えば、本当はゆったりとできるスイングトレードの方が性格にマッチしているにも関わらず、スキャルピングのほうが短期間で利益になるから、という理由だけで無理にスキャルピングを選択する。逆に短期でせっかち、サクサクトレードしたい性格の人が、スイングトレードの方が安全確実だよ、といわれ無理にスイングトレードを選択して始終イライラする。

このように癖や性格が合わないトレードを選択すると、中々うまくいかずストレスばかりたまります。無理して自分の癖や性格に逆らったトレード方法を選ばないほうがよいのです。

FXの勝ち方7:自分の成功パターンと失敗パターンをあぶり出す

トレードを継続させ、データを蓄積することもFXにおいては重要です。どのようなポイントで自分のトレードは成功するのか、あるいは失敗するのか、がわかるとトレードがとても楽にできるようになります。

成功パターンが出たときには多少強気にロット数をあげてトレードする。逆に失敗パターンが出ているときはトレードを控える、という判断ができるようになります。このようにメリハリをつけたトレードを継続していくと、次第に損失もおさえることができるようになり、徐々に資金が増え始めます。

FXの勝ち方8:トレード日記をつける

自分のFXトレードを分析する方法として、トレード日記を付けることはとても効果があります。トレードを実践したあとに、日記として記録を残すと、自分のトレードを改善するべきポイントが見えてきます。

FXでは「ルール外のことをやってしまった」「失敗したトレードをしてしまった」ということがよく起こります。これらの問題点を常に改善していくことが重要になります。「ここで失敗したので、次はこの失敗を繰り返さないようにしよう」と、常に自分のトレードを見直します。主に記録していく内容としては下記です。

・どの通貨ペアで取引したのか?
・買いエントリーをしたのか?売りエントリーをしたのか?
・順張りか?逆張りか?
・エントリーレートの位置、損切りや利確のピップ数など
・そのときの感情やメンタルなど

このようなことを細かく書きとめて、どのようなトレードをしたのか、後でわかるようにしておくと最適です。

FXの勝ち方9:自分で決めたトレード手法を信じ切る

自分で決めたトレード手法は、信じ切ることができないと継続はできません。手法を変える理由は簡単で損失になるからです。

現在の手法を少し実践して、損失が膨らむとこの手法はダメだ、と見切りをつけて他の手法にのりかえようとします。次の手法でも損失が出てくると、やはりこの手法もダメだ、となってまた次の手法へのりかえようとします。

これはある意味、自分で決めた手法が信じきれないために、次々のりかえていくのです。実は、FXの難しいところは成功している人の手法を真似してもうまくいかないことが多い、ということが挙げられます。

同じトレード手法を実践しても、勝つ人と負ける人が出てきます。つまり万人が勝てる手法というものが存在しないのです。

基本的に、手法じたいはどのようなものを選択しても、あまり大差はありません。自分を信じ切って、決めた手法をある程度長期間やり続けてみることが重要です。

FXの勝ち方10:自動売買を使って勝つ方法

自動売買を使って勝ち続ける人もいます。しかし、自動売買では勝ち続けることはできない、というのが定説です。これは、あながち嘘ではありません。自動売買ソフトを使用して勝てないのはよくある話です。

もっとも、相場のサイクルと自動売買ソフトのタイミングが合えば、いっとき勝つことはできます。しかしそれを使用し続けて、永続的に勝ち続けることはできません。徐々に相場のサイクルとその自動売買ソフトのタイミングが合わなくなってきます。するといままで順調に増えていた資金が、今度は徐々に減りはじめます。

自動売買ソフトはいつでも、常に一定のトレードをします。ですが、相場はランダムですので、同じ局面は2度ときません。常に一定ではないことに注意する必要があります。

自動売買ソフトを使用して勝ち続ける方法はあります。中でも相場状況によって、自動売買ソフトを使い分けられる人です。

レンジ相場においてトレンド手法がプログラムされた自動売買ソフトを使用すれば、損切りの連続になります。逆に、トレンドが出ている局面において、レンジ手法がプログラムされた自動売買ソフトを使えば、同じく損切りの連続になります。

つまり自動売買ソフトを使って、永続的に勝ち続けることができる人とは、現在の相場状況を読んで、その相場状況に最適な自動売買ソフトを選択できる人です。

結局チャート分析ができなければならないのです。当然このような人は、自動売買ソフトを使わなくても、裁量トレードで結果を出すことができます。

FXの勝ち方教えます!手法だけでは勝てない理由!まとめ

FXで勝ち続けている人は、手法以外の要素が自分なりに固まっているものです。聖杯探しを防ぐには、ある程度損失を受け入れるメンタルを鍛えなければなりません。損失は経費と割り切って、トレードするとうまくいくようになります。