ドル円の現在値:111.352 |
|
---|---|
※2日朝時点![]() ※クリックで拡大 |
時刻 | 通貨 | 発表内容 |
---|---|---|
12:30 | オーストラリア ドル(AUD) | RBA政策金利 |
ドル円の日足チャートから見てみます。ドル円日足では、前日に機関投資家も注目し移動平均線では唯一強力な壁として機能するとされる紫200MAと赤線20MAのど真ん中に現値が位置しており、そこより下方向へ弾かれる可能性が濃厚でしたのですが、期待を裏切って上方向へ抜けてしまいました。これで下降方向へのトレンドも否定された形となってしまい、これよりレンジ状態に突入する可能性が出てきたと予想されます。現在強めと思われる111.368円のラインで上髭を付け止まっている事が確認できる事から、このラインは壁として機能していると言うことが予想されます。現状ではこのドル円111.368円のラインを下から上抜けしてもそのすぐ上のトレンドラインレジスタンス部分に止められる可能性が高く上値は重たい状況であると思われます。
■ドル円予想今日の4時間足チャート(240分チャート)
※クリックで拡大
次にドル円4時間足チャートに移ります。ドル円4時間足チャートでは、紫200MAを下から上抜けしレジサポ転換してから上方向へブレイクし、現在強めと思われるドル円110.368円のラインも下から上抜け、そしてその形状からはレジサポ転換の感じが見て取れる事からやはりこのラインは機能していると見られ上方向へも勢いが出てくる可能性が出てきました。先日より上方向へ行きそうだと思ったら下降方向へ行き、また下降方向へ行きそうだと思ったら上方向へ行く事から、ここらへんで攻防が繰り広げられている事が感じ取れます。これらの状況を鑑みるとやはりしばらくレンジ状態になると予想されます。
■ドル円予想今日の1時間足チャート(60分チャート)
※クリックで拡大
そしてドル円1時間足チャートへ移ります。ドル円1時間足チャートでは、やはりセオリー的には下抜けする部分、または下方向へ行く部分で上方向へ行ったり上抜けしている事が確認できる事から、かなり攻防を繰り広げ抵抗している事が感じ取れます。このような状況からまだ上方向か下方向かは分からずしばらくレンジ状態が継続されるものと予想されます。基本的にはエントリーを積極的に行えるような相場状況ではないと予想されます。
■まとめ
現時点ではセオリー的にはそうなるであろう、という部分でことごとくそうならない状態が続いていますので、かなり抵抗している事が感じ取れ、何かのチャートパターンをブレイクするなどの明確なシグナルが無い限りはエントリーを積極的にできるような相場状況ではないと予想されます。待つも相場の心構えで望む場面と言えるでしょう。

Copyright© FX初心者はスキャルピングで稼ぐ! , 2021 AllRights Reserved.