ドル円の現在値:111.513 |
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時刻 | 通貨 | 発表内容 |
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- | - | 特になし |
ドル円の日足チャートから見てみます。ドル円日足では、先日からのローソク連続陽線から一転2日分の直近安値切り下げの陰線を付け、上昇トレンドに待ったがかかった状態となりました。一時急激に下落したものの、強めと思われるドル円111.368円のラインで下落が止められられているのが確認できる事から、この111.368円のラインはサポートラインとして機能していると思われます。機関投資家も注目し唯一移動平均線では強力な壁として機能するとされる紫200MAの上に現値があり111.368円のサポートラインでも止められている事から買い優勢と判断は出来ますが、直近高値を徐々に切り下げてもいますので素直な上昇トレンドにもなりにくいと予想されます。
■ドル円予想今日の4時間足チャート(240分チャート)
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次にドル円4時間足チャートに移ります。ドル円4時間足チャートでは、やはりドル円111.368円のラインで何度も現値が止められているのが確認できる事からこのラインがサポートラインとして機能している事が確認出来ます。しかしながら赤線20MAも横ばい状態になり現値が上から下抜けしている事からレンジ状態突入、もしくは売り目線へと転換しつつあると予想されます。現状では直近高値を徐々に切り下げている事に加えチャート形状がヘッドアンドショルダーを形成しつつある事から下落目線へと転換する可能性も濃厚と見られます。
■ドル円予想今日の1時間足チャート(60分チャート)
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そしてドル円1時間足チャートへ移ります。ドル円1時間足チャートでは、やはり直近高値を切り下げた感があり、上昇トレンドに一旦待ったが掛かった状態となりました。上昇のトレーディングレンジから下降のトレーディングレンジへと移り変わった感があり、目線もやはり下降トレンドへと転換する可能性が高いと予想されます。しかしながら一旦強めと思われるドル円111.368円のラインを上から下抜けしたにもかかわらず、機関投資家も注目する紫200MAで弾き返されていますので素直に下降するのも難しい状況となっていると予想されます。
■まとめ
このトレーディングレンジ幅が31PIPS程度ありますのでこのまま素直に下降するとすれば上のトレンドラインレジスタンス部分に到達後レンジトレーディングとして売りを考慮できるものと予想されます。しかしながら下にはドル円111.368円と紫200MAという強力な壁がダブルで存在していますので、積極的に売りを推奨するものではありません。上に抜けた場合もすでに高値は切り下げていますので一時的に勢いが出ると予想できるもののすぐに下落してしまう可能性の方が高いと思われ、買いも推奨できるものではありません。つまり現状は様子見と言う判断が適切と思われます。
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↓こちらは後から更新したものとなります↓
■ドル円予想今日の1時間足チャート(60分チャート)その後
(こちらのチャートは上図1時間足チャートのその後の値動きですので後から更新したものになります。)
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見事予想通り上のトレンドラインレジスタンス部分に当たって下落していきました。

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