ドル円の現在値:108.434 |
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時刻 | 通貨 | 発表内容 |
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13:30 | オーストラリア ドル(AUD) | RBA政策金利 |
ドル円の日足チャートから見てみます。ドル円日足では、赤線20MAをレジスタンスラインとして教科書のようなきれいな下降トレンドを描いていましたが、一転窓を開けポンと上方向へ飛び出し赤線20MAを下から上へ超えていきました。これで下落ムード一色だったチャート形状が一転上昇への期待感が出てきた感じとなりました。赤線20MAも右肩上がりになる兆候を見せボリンジャーバンドも若干広がるような形状になってきたことから今後上昇方向へ勢いが出る可能性が高くなってきました。自分はMACDやストキャスティクスなどのオシレーターはほぼ使わないので説明は割愛致しますが、ここでMACDなどのダイバージェンスが出ている場合、トレンド転換の確立がより高くなってきます。
■ドル円予想今日の4時間足チャート(240分チャート)
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次にドル円4時間足チャートに移ります。ドル円4時間足チャートでは、すでに赤線20MAを下から上へ抜け、また赤線20MAをサポートラインとして押し目も付けている事からすでに上昇トレンドへと転換しているものと予想されます。多少急角度で角度はきついですがトレンドラインも引けトレーディングレンジの中を現値が推移しています。角度が急と言うことはそれだけ買いの勢いが強いと言うことが伺えますが、しかしながらすぐ上には機関投資家も注目し唯一移動平均線では強力な壁として機能するとされる紫200MAがあるためここで一旦頭を抑えられ下方向へ弾き返される可能性もあります。今後セオリー的には赤線20MAまでの回帰の下落になると思われますが赤線20MAに到達後は再び上昇方向へ行くものと予想されます。
■ドル円予想今日の1時間足チャート(60分チャート)
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そしてドル円1時間足チャートへ移ります。ドル円1時間足チャートでは、強めと思われるドル円各ラインで止まりながら教科書のような上昇ダウ理論を描いている最中です。この事からこれらのラインはほぼ効いているものと予想されます。ドル円108.112円のラインに至っては一回頭が抑えられた後下落し、再び上昇後同ラインを窓を開け下からうわ抜けし、押し目を付けて上昇している事からこのラインでサポレジ転換された事が確認でき、同ラインが壁として機能している事が改めて伺えます。現在は若干レンジ気味になり上昇方向への勢いが鈍ってはいますが、セオリー的にはトレンドラインのサポートライン部分に到達後、再び上昇方向へ行くものと予想されます。
■まとめ
現値の位置からでは上と下のどちらに向かうか判断がつかないため様子見が妥当と思われます。セオリー的にはこの後トレンドラインのサポートライン部分とドル円108.112円のラインが重なる部分に現値が到達後レンジトレーディングとして買いを発動できるものと予想されます。しかしながら現値より上20PIPS程度のところ108.640円付近に、1時間足チャートでは表示されていませんが、4時間足チャートの紫200MAがありますのでそこで一旦止められる可能性があります。したがって108.112円とトレンドラインサポート部分が重なっているところに値が到達後買いを入れるとするならば、現値より108.112円ラインまでは下方向約30PIPS程度ありますので、上方向合わせて合計50PIPSぐらいの値幅が期待できると思われます。

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