ドル円の現在値:107.862 |
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時刻 | 通貨 | 発表内容 |
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10:30 | オーストラリア ドル(AUD) | 小売売上高 |
ドル円の日足チャートから見てみます。ドル円日足では、赤線20MAをレジスタンスラインとし、まるで教科書のような下降ダウ理論を描いていましたが先日赤線20MAを下から上抜けしその下降トレンドに終止符が打たれました。目線が上向きへと変化すると思いきや昨日には巨大陰線を付けまた赤線20MAの下へと追いやられてしまいました。現在ではまた下方向へ行くかと思いきや強めと思われるドル円107.679円のラインで下ひげを付け今度は下が止められてしまいました。この事からこのドル円107.679円のラインはサポートラインとして機能しているものと思われます。そのため現在はほぼレンジ状態へ突入しているものと予想されます。
■ドル円予想今日の4時間足チャート(240分チャート)
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次にドル円4時間足チャートに移ります。ドル円4時間足チャートでは、先日上昇ダウ理論が崩され、現在では直近安値も割れまた目立ったトレンドラインも引くことができない事からほぼレンジ状態と見ることができます。ボリンジャーバンドも上下プラスマイナス2σが内側を向き始めている事からしばらく勢いが出づらいものと予想されます。現状ではこれより上へ向かうのか下へ向かうのか判断はつかないため様子見が妥当と思われます。
■ドル円予想今日の1時間足チャート(60分チャート)
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そしてドル円1時間足チャートへ移ります。ドル円1時間足チャートでは、上昇トレンドになったと思ったら下降トレンドになり、チャートの見える範囲内では上昇トレンドと下降トレンドが両方が見え、またほぼ同値で下が止まっている事からすでに大枠ではレンジ状態と見ることができます。現在ではすでに赤線20MAを下から上抜けしており先日始まった下降トレンドはすでに終わっていました。現値は今強めと思われる107.909円のラインと機関投資家も注目し唯一移動平均線では強力な壁として機能するとされる紫200MAが重なる部分のちょうど真下に位置しておりこれに頭を抑えられている状況と見ることができます。このダブルのラインを下から上抜けするのは簡単ではないと思われこれより下へ弾き返されるのか、上へ抜けていくのかの局面にあると思われます。
■まとめ
現状では目立った強力な指標発表もなく、また上下強力な壁群に囲まれていますのでしばらくは勢いが出ずレンジ状態が継続されるものと予想されます。そのため何か明確なエントリーシグナルが出るまでは様子見が妥当と思われます。しかしながら更に下位足に落とし細かく取っていくスキャルピングなどの手法をお持ちの方はこの限りではありません。

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