ボリンジャーバンド

FX ボリンジャー バンド

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FX ボリンジャー バンド

逆張りのエントリータイミングを図るためのテクニカル指標として非常に人気の高いボリンジャーバンドですが、ボリンジャーバンドとはそもそもどういったものなのでしょうか。FXや株のトレードをはじめテクニカルチャート分析にはなくてはならない指標の一つとなっています。
またこのボリンジャーバンド一つあれば現在トレンドが出ている状態なのか、レンジ状態で揉み合っている状態なのかを一目で判断する事ができ、またボラティリティの有無まで把握することができる優れもののインジケーターなのです。ここではそんなボリンジャーバンドの基礎知識や特徴、売買ポイントなど正しい使い方を解説していきます。




ボリンジャーバンドとは?

ボリンジャーバンドの考案者はアメリカ人投資家のジョン・A・ボリンジャー氏で1980年代にこのテクニカル指標を世に発表しました。2019年令和元年現在では自身が創設したボリンジャーキャピタルマネジメントの社長を務めています。
FXの講師としても精力的に活動していて世界各国で講演なども行い、日本に来日してセミナー開催なども果たしています。このテクニカル指標を発表した当時、本人はまだこの指標の名前を考えていなかったため、名前を聞かれたときにとっさに自分の名前を付けてしまった事がこのテクニカル指標の名前の由来となっています。
そんなボリンジャーバンドですがラインの構成は基本的に5本のラインから構成されており、上から+2σ、+1σ、中心線であるミドルバンド、-1σ、-2σとなっています。(σ=シグマ)
このミドルバンドはFXですと移動平均線の20日線(20SMA(SMA=単純移動平均線))と同じ軌跡を描きます。(株では25日線が一般的)
更に場合によっては±3σまで表示させ、この±2σ、±3σをミドルバンドからの乖離による逆張りのエントリー位置として活用する場合もありますが、これはボリンジャーバンド本来の使い方ではありません。これは考案者であるジョン・A・ボリンジャー氏自身も言っており、本人もそのようには使っておらず、順張りのトレンド発生もしくはトレンド継続のシグナルとして使っていると言っています。そのためボリンジャーバンドは逆張りのテクニカル指標ではなく、トレンドを見る為の順張りのテクニカル指標なのです。

ボリンジャーバンドで注目するべき現象

ボリンジャーバンドには主に3つの動きがあり、それぞれ特徴的なビジュアルを見ることができます。
その1つ目がスクイーズです。これは収縮のことであり±1σ、±2σそれぞれの線が全てミドルバンドに収束している状態を指します。この状態ではボラティリティがほとんど無く値動きはとても乏しいものになっている状態です。この状態はブレイクアウトの前段階として認識されています。
2つ目がエクスパンションです。これは拡散の事でブレイクアウトを意味します。基本的にスクイーズした後の横ばい状態になった次に起こるのがセオリーです。
そして3つ目がエクスパンションした後のバンドウォークです。バンドウォークとは主に値動きがレンジ状態からブレイクアウトを起こした後に起こる現象で、±1σから±2σの間を細かく上下動しながらブレイクした方向へ向かってバンドを歩くように進んでいく現象の事で強いトレンドが出ている時に起こる現象です。この現象が確認できるとしばらくはそちらの方向へトレンドが続く事が予想されます。
そしてこれらブレイクアウトやバンドウォークが終わって勢いが無くなってくるとボラティリティも少なくなり、収縮へと向かっていきます。ボリンジャーバンドはこのエクスパンション(拡散)→スクイーズ(収縮)→横ばい→エクスパンション(拡散)、を繰り返しており横ばい状態になると次のブレイクアウトへのシグナルと判断する事ができます。

ボリンジャーバンドの定義

ボリンジャーバンドの元は移動平均線であり、この移動平均線に標準偏差である「σ」を盛り込み、上下に乖離させたバンドの事をボリンジャーバンドと言います。標準偏差とは統計学などではおなじみでよく使われるものでありデータの散らばり具合を表す値です。この散らばり具合を表す単位としてσが使われる事が一般的です。
同じような値が多い場合は標準偏差が小さくなります。その反対に値がバラバラで各値の差に開きがあるほど標準偏差が大きくなります。
平均値を中心とした場合にその値のデータの68%が±1σ内に収まります。更にその値のデータの95%が±2σ内に収まります。
そして理論的に、値はこの±2σ内で推移するのが通常で、これを外に出てしまった値は異常値として見る事ができ、時間と共に修正されると言う判断ができるのです。
ここから考え出されたのが±2σからの逆張りと言う発想であり、いずれ中心部分に向かって値が修正されるであろうことから逆張りのエントリーシグナルとしていつからか認識されるようになりました。
しかし上記でも記しているように考案者であるジョン・A・ボリンジャー氏はそのようには定義しておらず、むしろ逆張りとは真逆の順張りのボラティリティブレイクアウトのシグナルとしての使用法を推奨しています。
ボラティリティブレイクアウトとはボリンジャーバンドが収縮して極限まで狭くなり、しばらく横ばいを続けた後に起こるブレイクアウトの事でこれによりバンドが一気に拡大しボラティリティが急速に増え始めます。
このボリンジャーバンドの広がりがボラティリティブレイクアウトのシグナルであり、ジョン・A・ボリンジャー氏もこのシグナルを使用する事を推奨しています。




ボリンジャーバンドを使用してのボラティリティブレイクアウトのやり方

ボリンジャーバンドを使用してのボラティリティブレイクアウトとはどんなものでしょうか。
ボリンジャーバンドは常に収縮→横ばい→拡散を繰り返していることは上記で述べた通りですが、この現象を理解していればこの横ばいから直後に起こるブレイクアウトを予測できるようになる事はお分かりいただけると思います。
まずはボリンジャーバンドが収縮してボラティリティが無くなっている状態のチャート形状を見つけ出します。
時間と共に徐々にボリンジャーバンドの幅が広がり出し、その後長い陽線か陰線が出てブレイクするのを確認します。ブレイクしたと判断する目安としては、ローソク足が買いの場合は+2σ、売りの場合は-2σの外で終値が確定したのを確認します。その後ブレイクした方向へトレンドが出る事を期待してブレイクした方向へエントリーしていきます。
その後うまくトレンドが出ればバンドウォークが発生し、そちらの方向への順張りトレードが成功する事になります。
利確目安としては、その後に訪れるボリンジャーバンドの収縮するタイミングで利確するのが一番望ましい利確方法になります。

まとめ
ボリンジャーバンドはこれ一つでトレンドやレンジの判断からボラティリティの有無の確認、エントリータイミングの把握、値の乖離状態など多種多様な状態を把握することができる優れもののテクニカル指標です。
このテクニカル指標さえに見つければ右も左も分からない大海原の航行で海図やコンパスを得たも同然に等しく、相場状況をかなりの精度で的確に把握する事ができるようになります。まずは基本的なテクニカル指標として使い倒したい指標の一つでもあります。

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